声援
最近いろんな人からの声援をいただいている。博報堂時代の同僚、上司、親戚、ともだち、何年も会っていない同窓生に至るまで。ひとつひとつのエールが、どんなに自分を励まして、背中を押してくれているか、それを思うと涙が出てくる。そう、今涙を流しながら口をあけて、そして微笑んでもいる。あくびもしばしば出てくる。そんなフクザツな表情はさておき、感謝の気持ちでいっぱい。みなさんありがとう!これからもずっと、見守ってくださいね。
さて、近々ニューヨークへ戻る予定。
そこで晴れてグリーンカードが取得できる、予定。
でも大恐慌のこのご時世、使い方によっては地獄への片道切符。
理想の人生に近づくために、ていねいに、大事に、活用しよう。
そして、年内にも、日本を拠点に、再始動!
健康な毎日をもう一度手に入れることができたから、いまのうちに、できることを一生懸命やってみよう。ひとつひとつ、続けてみよう。
健康に感謝しながら、今でも応援してくれている人たちに感謝しながら、ニューヨークへ渡ったときのことを思い出したり、そこでの苦しかった毎日を思い出したり。そうすると、じわじわと、閉じ込めていた情熱が再燃してくる。
Now, I see the fire in me again.
これ、渡米一年で出演した舞台、「The Big Funk」の映像。この頃、胸の中は常にアツかった。毎日闘ってたように思う。
作者のJohn Patrick Shanleyがこの脚本の冒頭に書いている前書きを読んで、いたく感激した記憶がある。確か、「あなたはなぜ、舞台に立ちたいのですか?」というような内容だ。彼はそこで、ゲイノウジンとヤクシャとを、鮮やかに区別している。「お金がたくさん欲しいのですか?」「チヤホヤされたいのですか?」「派手な生活をしたいのですか?」、、、「果たしてそういうものですか?」、みたいなことだった。それを読んだとき、僕は泣いていた気がする。うん、泣いた。よく覚えている。ニューヨークにその脚本があるので、早くもう一度読みたい。これからの人生がブレないように、後生持っておこう。
それにしても、ニューヨークで何度泣いただろう。
ステラアドラーに入って1年ほど経ったある日、教務主任のMikeに「君の今の英語力ではアメリカで俳優は無理」とハッキリ言われたときは、泣かなかった。「ああわかってるよ、そんなこたあ」と、スネるしかなかった。
で、それからもあくせく日々を重ねていくなかで、「言葉なんてそれでじゅうぶん、君のハートは確かに今ここにいる全員に伝わっているよ」とシェイクスピアクラスの先生Dennisに言われたとき、泣いたな。
クラスメイトのOwenが、「お前の英語では通用しないと言ってた野郎もいたけど、俺は、お前が誰よりもすげえアクターだってこと、よく知ってる」と言ってくれたときも、ホロリときた。
KRAPP/GODOTの演出もしてくれたステラアドラーの名物講師Samが、僕のシーンを見て、「演技、姿勢、熱意、素晴らしいのひとこと。英語なんてわかればいい。だって君はジャパニーズじゃないか、その誇りがあるなら他に何が必要だ?」と言ってくれたときも。
ステラアドラーのトップ、Jimmyが僕のモノローグを見て、「君の感情表現は今まで教えてきた生徒のなかでも群を抜いている。英語?ぜんぜん大丈夫だよ!アメリカでやれよ!なあ!」と言ってくれたとき、一回の小便分くらい涙が流れてきた。だってそれはそれは嬉しかった。
そして、渡米一年半で実現した念願のオフオフ舞台公演「HOME」のときなど、何度泣いたかしらん。悔し涙、嬉し涙、なんとも言葉では言い表せられない涙・・・
・・・さっきから泣いてばかりの男にみえるが、いやふだんはそんなひどくない。今とりたてて書いているだけ。
と、いろいろ振り返ったりしながら、今、いろんなことに心が躍り始めてる。頑張ろう。
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